#01 カービィさんが可愛すぎて苦しいのでちょっと横になろうと思う

最近カービィさんが可愛すぎて、もはや直視できないレベルである。

育児の楽しさを挙げるなら?の答えの一例として、「もう一度自分の幼少期をやり直せることが楽しい」- そんな話を何かで見聞きしたことがある。なるほど、これも一つのソレだな~なんて思っていたのだけれど。
気付いたら、なぜか幼少期より現在の方が明らかにハマっている

サンタ・クロースから贈られた「突然の再会」

きっかけはswitchの「星のカービィ スターアライズ」というゲームソフト。
わが子らがサンタ・クロースさんから贈り物をいただいたようで、しかも4人プレイ可とのこと。

子供の歓声のそばで、私も童心さながら、ともにワクワク参戦したのでありました

進化を続けたカービィさんに、ありがとう。

制作側にたち初めて気づく “労” と “熱”

幼少期からすでに30余年経ちますが、カービィさんは片時も空けることなく進化を続け、ワドルディやデデデやマルクにとどまらず、マホロアやハイネスなど妖しくも魅力的なキャラを生み出し続けていたんですよね…。ゲームをプレイしながら時の流れを感じていた私でした。

私自身がweb制作を知って以来、ゲーム体験の映り方・捉え方が変わったな…と実感します。
つくる側の苦労や情熱を知れたことで、もうひとつ先の奥行きをもたらしてくれた。
美しい世界観の裏側では、制作者の思いや努力が設計を支えているのだと知りました。


HAL研究所スタッフの「愛」を垣間見る

このような愛すべきキャラをこの世に生み出し続けてくれたこと。
大げさに見えるかもしれませんが、HAL研究所の皆さまには感謝ですし、着想を育てて設計・実装し、最後にはひとを癒しつづけるなんて、改めてすごいお仕事だなぁ、と心から尊敬します。

批判や炎上や監視がうずまく世の中において、癒しの存在は必要不可欠ともいえるこの時代。
キャラの癒し効果だけにとどまらず、そのゲームが生まれた経緯や、制作者の方々の熱意に思いを馳せると、なんだか心がじんわり癒されるような思いになります。

私のフィールドはweb制作なのでゲーム制作には疎くプロセスについて無知ではあるのですが、それでも、ひとつの作品ができあがるまでの労力や根性は「とてつもないもの」であろうことだけは察しがつきます。

実装上の労は当然のこと、思想やUX設計や感動体験やゲーミフィケーションなど、制作における困難や課題を挙げたらきりがない。ゲームUIは動作が細かいのでなお一層の努力が求められるでしょう。



洗練された思想・設計や、心を癒す優しいUXに加えて、HAL研の皆さまがキャラと制作を愛し、続編を実現しつづけているという事実
深く感銘を受けますよね。

本当に、素敵な作品を生み出してくださってありがとうございます。

キャラたちがもつ “人間くさい” 魅力

後述しようと思うのですが、カービィの世界は味方キャラだけでなく、敵キャラも非常にキャラ設定が奥深く、知るほどに身近で人間味があり魅力的なキャラばかり。
簡単に主要キャラ(というか私が好きなキャラ)の萌えポイントを羅列しますね。

カービィ あらため・ぽよ太郎さん

まるすぎる。まるピンク。「はぁい!」「ぽよ」が口癖。元気で早とちりで食いしん坊で、思いついたらすぐ行動、の直情型ピンクボール。たぶんO型。きゃわいい。

口からえげつない吸引力でおよそなんでも吸い込める。しかも相手の才能をとりこめる。うらやましい。吸い込んでほおばるとカラダがずんぐり伸びて、ズシズシ歩きまわる。おい、可愛いすぎんだろうよ…。

ワドルディ あらため・わにゃ男

公式サイトで「ザコ」と紹介される稀有な敵キャラクター。「わにゃ~」が口癖。
まめな性格で、料理上手。身の回りの世話をけなげに一生懸命行ってくれるやさしい性格。たぶんA型だな。

歩いているだけなのに主人公カービィに踏まれボコられ斬られる、愛すべき存在。誰か守ってあげてくれ。

デデデ大王 あらため・オジサン

ワドルディを働かせては、食っちゃ寝てるおじさん。カービィに強さを認めてもらうべく、毎度カービィに挑戦を申し込んでは毎回敗れている。まぁそういう意味では、影の努力家。

実際、根はやさしくカービィやワドルディが困ったときは体を張って助けてくれる。いざというとき頼りになる。ワドルディは無理難題をことごとく押し付けられるが、そんなデデデの強さやさしさを尊敬しており、慕っている。

マホロア 通称・イカサマたまご

口達者で平然と嘘をつける商売人。えげつなく強い。チート級で強い。過去作のボスキャラで、散々カービィたちを困らせた過去はあっさり忘れたかのように、スターアライズでは平然と仲間枠で出てくるお調子者。(助かるけど)

でも意外と根は繊細で、人を喜ばせるのが大好き。テーマパークつくってみんなを喜ばせたり。ただ、能力ガチなので、何作っても何しても完成度ガチ。そんなマホロアの無双ぶりもガチで好き。

マルク 通称・玉乗りピエロ

個人的には「気狂いピエロ」のほうがしっくりくるような…。スーファミ時代の過去作ボスキャラ。超古参。
こちらもガチチート級で強い。したたかに宇宙征服を狙ったがあえなくカービィに敗れた。が、その後こいつも平然と仲間枠で出てくる。(笑)

瞳孔開きながらけたたましく高笑いして、ブラックホールで敵を一斉に吸い込む恐怖技を平常運転で仕掛ける。ちょっと怖すぎんか。


時間があれば延々とカービィの世界に入り込んでいたい。
誰か時間をくれ…。

次回はキャラデザインについて考察してみたいと思います。
なにがこうも我々の心を掴んで離さないのか?ーUIデザイン面から心理学的観点で掘り下げてみようかな、と思います。

ではぽよ。